一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」が去年まとめた調査によりますと、妊娠中から出産後1年以内に自殺した女性の数は、2022年と2023年の2年間で少なくとも118人にのぼることが判明。
(「いのちを育む妊産婦の危機 ~新たな自殺統計項目が明かす自殺の実態~」より)

出産後の女性の動機・原因としては、子育ての悩みなどの「家庭問題」やうつ病といった「健康問題」などの割合が高くなっていたといいます。

孤立を防ぐために…広がる「産後ケア」

産後うつを理由に自殺してしまうのも悲しいことですが、その矛先が子どもへ向けば「虐待」に…
最悪の場合、母親が我が子を手にかけてしまうケースも起こり得ます。

母親の孤立を防ぐためにどうすればよいのか。
今、取り組みの1つとして広がりを見せているのが「産後ケア」です。