海水温の上昇などでも、収穫が好調な「フノリ」
一方、収穫が好調なものも…。岩の表面にびっしりと張り付いた、天然の「フノリ」。3月から今月末までの約3か月間に400キロほどの収穫を見込んでいます。
「フノリ」の好調さとは裏腹に、先月下旬に収穫が解禁された「ひじき」は、ことしはほとんど取れないといいます。


(北川二一さん)「(ひじきの)胞子が高水温で付かなくて、フノリの方が胞子が強くて上に乗っているという感じ」

『岩ガキ』や『ひじき』の不作の原因の一つとされるのが海水温の上昇ですが、これをもたらした要因とされているのが、『黒潮大蛇行』という現象です。