■黄砂とは
黄砂は、ユーラシア大陸内陸部の乾燥・半乾燥地域で強風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
また、そのような土壌・鉱物粒子そのものを黄砂と呼ぶことがあります。
従来、自然現象であると理解されてきましたが、急速に広がりつつある過放牧や農地転換による土地の劣化等との関連も指摘されています。また、黄砂へばく露(直接吸い込む)することによって、呼吸器疾患や循環器疾患等、人への健康に影響があることが近年報告されてきています。
※国資料より
