祭りは1990年から開かれていて、最盛期には1日で1万人を超える人が訪れ2トンのカツオを消費する"ビッグイベント"でしたが、近年は人手不足やスタッフの高齢化などで「新たな開催方法」が模索されていました。
そして2025年は、例年の祭りを「本祭」とし、「本祭」の他にも町内で「かつお祭」と銘打ったイベントを開いて、まち全体を“カツオ”で盛り上げます。
会場では、調理師免許を持つ池田洋光(いけだ・ひろみつ)町長が、自らカツオをさばく姿も…。
◆中土佐町 池田洋光 町長
「春の、さっぱりした、ちょっと脂がのっている『初ガツオ』。秋の『戻りガツオ』とはまた違う新鮮な味わいです。ぜひ、会場の皆さんにお楽しみいただきたいですし、これまでの『1日で終わるイベント』から、『長くカツオのおいしさを味わってもらおう』と取り組んでいます」
6月1日(日)までは、中土佐町内の飲食店など17の店で期間限定のカツオ料理を味わえる「町なか かつお祭」が開かれます。