コメ作りを通して地域活性化に取り組んでいる鳥取大学のサークルが、今年も田植えを行いました。

鳥取県三朝町の田んぼで田植えをしたのは、鳥取大学の農業サークル「田舎応援戦隊三徳レンジャー」のメンバーたち。

結成17年目のこのサークルは、コメ作りを通して農業の楽しみを学ぶとともにボランティア活動などにも参加、地域活性化に取り組んでいます。

今年は「きぬむすめ」と「コシヒカリ」あわせて44アールを栽培予定で、このうち「きぬむすめ」は学生たちが手植えをします。

17日はおよそ60人が参加しました。

メンバー
「めっちゃ楽しいです」
「素晴らしい後輩たちとできて幸せです」

特徴的なのは雑草対策として紙マルチを敷くこと。
除草剤を使う必要がなく農薬も極力抑えて特別栽培米として育てます。

秋には収獲しネットや県内外のイベントで販売する予定だということです。

「田舎応援戦隊三徳レンジャー」代表 吉田明日香さん(2年生)
「自分たちが苦労して作ったからこそ感じるおいしさというものはあると思います。三朝地域の人だったり鳥取県がより広く多くの人に知られて、自分たちの活動も知っていただけたらいいなと思います」