南九州短期大学の学生が、宮崎市の繁華街ニシタチの騒音問題などを解決しようと現地調査を行いました。

この取り組みは、南九州短期大学国際教養学科の授業の一環で毎年行われているもので、宮崎市のニシタチで行われた現地調査には、1、2年生4人が参加しました。

学生たちは、屋外に設置されたデジタルサイネージの騒音や画面の明るさなどを確認。

一番街商店街にあるデジタルサイネージの前では、条例で定められている商業地域の昼間の騒音基準値65デシベルを大きく超える、最大93.2デシベルの騒音が計測されました。

(参加した大学生)「思っていた以上に音が大きくてショックだった」

(ニシタチまちづくり協同組合 齊藤友亮 理事長)「大学との調査結果をもとに宮崎市に提言してデジタルサイネージの音と光に対して行政として一歩踏み込んだ対応をしてほしいということを訴えていきたい」

南九州短期大学では、今年7月、宮崎市やニシタチの関係機関に研究成果を発表することにしています。