行方不明者の捜索や事件の捜査に協力する嘱託警察犬の競技会が桜島で開かれました。

(記者)「これから嘱託警察犬と訓練手が捜索に入っていきます」

嘱託警察犬は一般の人が飼育している警察犬で、警察からの要請を受け行方不明者の捜索や事件の捜査などに協力します。

競技会には8匹が参加し人間の6000倍ともいわれる嗅覚で犯人役が歩いたにおいをたどり、遺留品として設置されたキーホルダーや金属片を探していました。

(県警嘱託警察犬指導士 竹原尚人さん)「8、9割が行方不明者の捜索。生存した状態で(行方)不明者を発見したい」

県警によりますと県内では昨年度、嘱託警察犬が16回出動し、そのうち1件の事案で行方不明者の発見に至ったということです。