生徒たちが普段から口ずさむ曲
建学の精神や校風などを表す校歌は、まさに、学校そのものを象徴するものですが一般的にはピアノのメロディーに合わせ、時に古い言い回しや固い表現が使われることも少なくありません。
こうしたなか、櫻美学園では、創立60周年の節目にあわせ、今年度、学校名とともに校歌も新しくしました。
春先きみと別れ出会い 東の空が微笑む
期待と不安が入り混じれば 希望の芽が顔を出す
※櫻美学園校歌「櫻美の風」(作詞 Land Cell.) から一部引用
(櫻美学園 橋口義春理事長)
「今後、50年、60年歌い継がれていくもの。そう考えたときに、いま、子どもたちが乗れる曲想がいるのではないかという発想があった。生徒たちが普段から口ずさむ曲になった」

作詞・作曲を手掛けたのは県内を中心に活動するアーティスト「Land Cell.」。
校歌を作るのは初めてだったということですが、生徒たちが愛着を持てるようにと曲に仕上げたそうです。
(Land Cell. YOCCHAN←さん)
「校歌のかちっとした部分も残しつつ、ポップス感を出すところはちょっと苦労したが、歌いたくなる日ごろから口ずさんでしまう、聞きたくなるような校歌を意識して歌詞をつくった」


最新の校歌事情を調査してみると、ほかにもユニークな校歌がまだまだありました。