5月も半ば、大型連休からしばらく経ちました。この時期に注意が必要といわれているのが「五月病」という症状です。

そもそも五月病とは?ならないための対策は?心療科の医師に聞きました。

あなたは大丈夫?「五月病」

【画像①】

ー五月病を聞いたことは?
「聞いたことはあります。なったことはないです」
「いや別にないです私」
「やる気満々です」

一方でこんな声も…
「1日中ボケーっと」
「大学1年生のときは、学校に行くのが面倒くさいなと」
「生活習慣が変わったりして、サークルとかもあって忙しくなって」
「朝起きるの辛いですね」
「頭に水をぶっかけて頑張るしかないです」

そもそも五月病って何だ?もともとは「高度経済成長期の社会現象」

【画像②】

今の時期、感じる人も多いという「眠さ」「だるさ」。そもそも「五月病」とは何なのでしょうか。川崎医科大学総合医療センターの北野医師に聞くと。。。

(川崎医科大学総合医療センター心療科 北野絵莉子医師【画像③】)
「五月病というのは医学用語ではありません。高度経済成長期に、大学受験を終えた大学生たちが、入学して少し経った時に無気力になるところからきています」

「大型連休が過ぎると登校ができなくなる、という社会現象です」

【画像③】

元々は大学生の「社会現象」。その後は就職・転勤・退職など4月に環境の変化があった人が、5月の大型連休を期に感じる不調を指すようになったといいます。

【画像④】

(川崎医科大学総合医療センター心療科 北野絵莉子医師)
「4月は頑張って、大型連休の休みでふっと息をついたときに、なんとなくだるくなったり気持ちが落ち込んだり、なかなか夜寝付けないとか」