高知県出身の作家の本などを豊富に取り揃える金高堂書店。

高知の要素がたくさん入ったこの本を応援しようと、目に留まりやすい通路に並べ、ポップも展開しています。
(金高堂書店本店 亥角理絵 店長)
「まずは成長物語、あとは料理の勉強もできるかなと、野菜の種類もいろいろと覚えられる、未就学児から小学生まで幅広く読んでもらえる。大きく展開して、少しでもみなさんの目に触れるように、手に取ってもらえるように、われわれ書店員も応援したいなと思っています」
6月には次の絵本の出版も予定している、ひらおさん。絵本コンクールをきっかけに、長年夢見た作家という道を切りひらくことができたことに、喜びを感じています。
Q.(絵本の読み聞かせで)子どもたちが楽しんでいる様子をどう感じる?
「このコンクールがなければ、今の私はなかったなと、今も噛みしめながら絵本を描いています。(しょうこちゃんは)自分に自信がなかったり、アイドルに夢中になっていたり、等身大の普通の女の子で、そういう気持ちは誰にでもあると思うので、そういう子が成長していったり、ドキドキワクワクしていったりする気持ちの変化を、子どもたちも一緒に“ワクワク”してくれたらうれしいと思っています」

ひらおさんのデビュー作“しょうがのしょうこちゃん”は、県内の書店などで購入することができます。ちょっと勇気が出てくる成長物語。高知らしさも感じられる1冊を、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?