今シーズン絶好調の自転車ロードレースのプロチーム、ヴィクトワール広島は先週、国内で開かれる大きな国際レースの一つツールド熊野に参戦しましたが、試練の結果となりました。

ツールド熊野は和歌山県で4日間で行われる海外チームも参戦するビックな国際レースです。ヴィクトワールからは6人が参戦し、第1ステージはプロツアー3連勝中のシュルツが4位に入る健闘を見せます。しかし、第2ステージ、雨の中、最終ラップで大規模な落車が発生し、6人全員が影響を受け、白川が崖から這い上がる姿が映し出されます。その中で好調だったエースのシュルツと鎖骨を骨折した中村の二人がリタイヤする大惨事に。その後、4人での戦いを強いられます。第4ステージ、キンテロが逃げるなど積極的なレースを展開し、チームをフォロー。最後は全身に擦り傷を受けた孫崎(まごさき)が大健闘、最後のスプリント勝負で日本人では2位、1秒差の8位に入選し、次走に希望を繋ぎました。