アユ漁が5月20日から解禁されるのを前に、大分県日田市の川で生育状況や個体数を確認する調査が始まりました。

日田市では3月から4月にかけてアユの稚魚およそ100万匹が放流されていて、生育状況を確認しようと水産大学校や日田漁協など関係団体が年3回、共同で調査しています。

15日は5日後に迫った解禁を前に大山川など6か所でメンバーが、アユが石についた藻を食べた跡「食み跡」を調べ、生息数や大きさを確認していきました。

食み跡

日田市によりますとアユの数は例年並み、大きさは16センチから18センチ程で順調に成長しているということです。

(日田漁業協同組合・手島勝馬組合長)「今年は30センチ超えの尺アユが釣れるように期待している。釣り客の方にたくさん来てほしい」

この調査は16日も高瀬川や玖珠川で実施され、アユ漁の最盛期となる7月と終盤の9月にも行われる予定です。