鹿児島市のセンテラス天文館前の電車通りに計画されている新たなアーケードが、今年度中の着工に向け、調整していることが分かりました。
天文館の事業者などでつくる実行委員会は、雨や火山灰を気にせずに買い物を楽しめるように、センテラス天文館前の電車通りに、長さ28.5メートル、高さ9メートルほどの「宇宙」をコンセプトにした新たなアーケードの設置を計画しています。

当初、今年1月の完成を目指していましたが、昨年度、国の補助金を想定通りに受けられなかったことから着工が延期になりました。
鹿児島市によりますと、今年度までに国の補助金2億4000万円を確保できたということで、今年度中の着工に向け、調整しているということです。
総工費は当初、2億6000万円を見込んでいましたが、資材価格の高騰などで4億円を上回る見通しで、残りは企業や個人などからの寄付と市の補助金でまかなう方針です。