大分県臼杵市で特産のフグに感謝して豊漁を願う供養祭が行われ、合わせて夏のキャンペーンも発表されました。
供養祭は料理店や卸売業者でつくる、ふぐの郷臼杵が海の恵みに感謝し豊漁を願って毎年行っています。

14日行われた供養祭には卸売業者や関係者などおよそ80人出席し祈りを捧げ、臼杵湾にトラフグおよそ40匹を放流しました。

(木梨ふぐ九州店・木梨雅孝社長)「いつも感謝の気持ちを忘れず、臼杵ふぐをどんどん広めることによって恩返しをしたいと思っております」
また、恒例の夏フグキャンペーンは臼杵市内のフグ料理屋15店舗で、刺身やからあげなどオリジナル料理が提供されます。今年は新たに湯布院の温泉旅館組合の有志7軒がふぐ刺しに冷たい氷を盛り付けた料理を提供するということです。
(ふぐの郷臼杵・高橋清登代表)「夏はまた違った香りとか味がありますので、各店で色々工夫を凝らして涼しく出す。一度といわず二度三度来てほしい」
臼杵の夏ふぐキャンペーンは7月1日から9月30日まで行われます。