広島県の災害復旧工事をめぐり、虚偽の公文書が作成されていた問題で13日、湯崎知事が陳謝しました。
湯崎英彦知事
「県民の皆さまに、心からお詫びを申し上げたいと思っているところです」
この問題は、2021年度に呉市安浦町で行われた災害復旧工事をめぐり、職員から公文書偽造を訴える公益通報があったのに十分な調査が行われず、再調査で虚偽の文書だったと判明したものです。
湯崎知事は、原因や事実関係を特定した上で、実効性のある再発防止策を考えていきたいと述べました。

湯崎英彦知事
「誰がどういう目的でこの文書を作成したのかと。当時の公益通報調査でどういった事実をどう認定して調査結果が導かれたのかと。これについて今後、第三者にも参画いただくという形で調査・検証を行っていきたい」
第三者として広島弁護士会に打診中で、可能な限り速やかに再調査を行いたいとしています。