鹿児島市の幼稚園で13日、ちょっと変わった演奏会が開かれました。
(記者)「子供たちが楽しそうに歌っていますが、演奏しているのはなんとロボットたちです」
鹿児島市・桜ケ丘中央幼稚園で開かれたロボットたちの演奏会。

バンドのメンバーは、電子キーボードのオルディオン3号、ベースのバッハ君、ドラムのドラちゃん、ハンドベルのカリヨンJr。ロボットを作った鹿児島工業高等専門学校の幸田晃名誉教授がフルートの担当です。
きらきら星やドレミの歌などあわせて18曲を披露。ロボットたちは、パソコンから送られてきた譜面の情報にあわせて指や手を動かし、演奏します。
(園児)「(Q.どれが一番楽しかった?)ギター(のロボット)」
(園児)「(ロボットが)すごかった」
(鹿児島工業高等専門学校 幸田晃名誉教授)「いつでも、どこでも、好きな曲を演奏できることが(ロボット演奏の)一番の魅力。実際にロボットがこうやって動いてるんだという、自分が思い描いてる夢が実際に形になっている」
幸田さんは、およそ20年前から県内の小中学校や幼稚園でロボット楽団の演奏会を開いていて、今後もロボットの魅力を感じてもらいたいとしています。