女子サッカーWEリーグのアルビレックス新潟レディースは13日、DF浦川璃子選手(27)が今シーズンをもって現役を引退することとなったと発表しました。

浦川選手は大阪府出身。スペランツァFC大阪高槻の下部組織からトップチームを経て、明治国際医療大学女子サッカー部に進みました。2020年、新潟に加入。在籍5シーズンでリーグ戦28試合に出場し、180センチと長身を生かしたダイナミックなプレーが印象的でした。

浦川選手はクラブを通じて、コメントを発表しています。

今シーズンをもって現役を引退することを決断しました。
まずは、日頃からお世話になっているスポンサー・パートナー企業の皆様、雇用を受け入れていただいた企業弁護士法人青山法律事務所・公益財団法人新潟県スポーツ協会の皆様、クラブ関係者の皆様、そしてファン・サポーターの皆様、いつも応援してくれた友人、そして1番近くで支えてくれた家族。
皆様からのご支援があり、これまで大好きなサッカーに打ち込むことができました。ありがとうございました。

アルビレックス新潟レディースにきて5年半という月日が経ちました。1年目はなかなか試合に絡むことができず、周りに置いていかれないように、毎日ひたすら足掻いてもがいていました。そんな中で皇后杯でメンバーに入り出場機会をもらったNGUラブリッジ名古屋戦が私のデビュー戦でした。数分間でしたが、試合に絡めて嬉しい気持ちよりもとても緊張して震えそうになっていたのを今でも鮮明に覚えています。