自転車の盗難被害を防ぐため利用者に鍵かけの徹底を呼びかけるスピーカーが、大分県警に寄贈されました。

この取り組みは県遊技業協同組合が社会貢献活動の一環として実施したもので、13日は岩田憲行理事長が、県警の三浦一男生活安全部長に目録を手渡しました。

寄贈されたのは防犯対策用のスピーカー「トークナビII」50台で、駅の駐輪場などに設置されます。そして、人が近づくと「いつも自転車にカギをかけていただきありがとうございます」などと、赤外線センサーが反応して音声が流れます。

「トークナビII」

(県遊技業協同組合・岩田憲行理事長)「各駅で自転車を盗まれて、心を痛めてる方もたくさんいらっしゃるということなので、犯罪の抑制につながればと思っています」

4月末時点の自転車の盗難被害は214件で、去年の同じ時期を42件上回っています。