環境に配慮した森林の伐採や再生に取り組む企業が新たに認証され、鹿児島市で授与式がありました。
木材需要の高まりで、県内の森林伐採面積は増えています。
一方、苗木を植える再造林率は59%にとどまり造林放棄面積は拡大していて、環境保全のための持続的な再造林が課題となっています。
こうしたことを受け、県森林組合連合会などは2018年に「CRL認証」制度をつくり、環境に配慮した森林の伐採や再生などに取り組む企業を毎年認証しています。
きのう12日の認証授与式では霧島市が本社のヤマトクなど県内6つの事業所に認証書が授与されました。
(県CRL認証委員会 竹ノ内洋行委員長)「健全な森林を育成することは、将来の素材生産の基盤作りにもなる。国有林、民有林の枠を超えて業界一体となって取り組んでいきたい」
これで県内でCRL認証を受けた事業者は23になりました。