12日、山口県周南市の周南公立大学と徳山高専がタッグを組んで、大学の看護実習で使う赤ちゃんの人形に体の動きを加える開発プロジェクトがスタートしました。

プロジェクトは周南公立大学看護学科と徳山高専機械電気工学科が連携して進めます。高専の学生3人が参加した初めての打ち合わせでは、看護実習で求められる赤ちゃんの人形について意見交換しました。

現在、看護学科で使っている赤ちゃん人形は、泣き声や呼吸音などは表現できますが体を動かすことはできません。より現実に近いかたちで看護実習ができるように動く赤ちゃん人形の開発に取り組むことになりました。

開発にあたる高専の学生は赤ちゃんの指や手の動き方を聞いたり、抱きかかえて重さを確認したりしていました。

来年1月までに試作品の完成を目指すということです。