広島銀行などを傘下に置くひろぎんホールディングスは24年度の決算について、最終的なもうけを示す純利益が358億円で過去最高を更新したと発表しました。

ひろぎんホールディングスによりますと、グループ24年度の売上にあたる「経常収益」は2013億円で、前年度から8.2%増加。最終的なもうけを示す「純利益」は358億円で、過去最高を更新しました。

一方で、貸出など支出にあたる「与信費用」は前年度比マイナス121億円となりました。

ひろぎんホールディングス 部谷俊雄社長
「点数で申し上げると80点程度。効率化推進・生産性向上という点ではまだまだ。決算は最高益だが当然ステークホルダーに還元する」

会見では中期経営計画の見直しも発表され、日銀の政策金利が段階的に1.0%に引き上がる想定で、2028年度の「純利益」が570億円に増加する見込みとしています。