大分県日出町の経塚山では早くもミヤマキリシマが見頃を迎え登山客を楽しませています。
山肌をピンクに染めるミヤマキリシマは九州の標高の高い山に自生するツツジの一種です。

群生地の一つ、日出町の経塚山は標高610メートルと他に比べて低いため県内でも開花が早いとされています。今年は例年に比べて10日ほど遅いゴールデンウイーク頃から徐々に咲き始め、現在は7分咲きだということです。
好天に恵まれた12日は登山客が訪れ、見頃を迎えた可憐な花々と山頂からの景色を楽しんでいました。

(訪れた人)「素敵です。初めて来ましたけど。別府湾は見えるし私の好きな由布岳も見えるし」「疲れました。ご褒美がもらえて良かった」
県の天然記念物に指定されている経塚山のミヤマキリシマは来週末まで見頃だということです。