軍事パレード スマホ・GPSの機能停止も
日比麻音子キャスター:
今回は20か国以上の首脳らが出席する予定ということで、かなりの厳戒態勢だと思いますが、会場周辺の様子はいかがですか?
記者:
会場一帯は完全に封鎖されています。モスクワ中心部では通信制限がされていて、屋外に出るとスマートフォンの電波通信が繋がらない状況になっています。また、ドローン対策からかGPSの機能も停止していて、生活に支障が出ているという声も寄せられています。
日比キャスター:
午後4時25分頃から軍事パレードも始まっているということですが、対ドイツ戦勝記念日80年という節目、これまでと違う点はありますか?
記者:
リハーサルが事前に行われていて、そこではドローンが注目されています。今回、ウクライナ侵攻最中のパレードとなっていますが、ロシア・ウクライナ双方がドローンを駆使しています。

ロシアは、国を挙げてこのドローンの開発と量産体制を進めていて、今回のパレードでもそのドローンが注目となります。
もう一つ、侵攻後は航空パレード、いわゆる戦闘機やヘリなどの飛行は行われていなかったのですが、事前のリハーサルでは航空パレードも行われていて、そういった意味では、ウクライナ侵攻後では最大規模になる見通しです。