気温も上がり、ビールがよりおいしい季節になりました。JR福島駅東口のまちなか広場では、9日と10日、市内で作られたお酒を満喫できる「ビアフェス」が行われています。

このイベントは、4月から始まった観光企画「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン」の一環として開催されています。福島市と市内の醸造所がタッグを組んで、観光に訪れた人たちに地元のお酒を発信しようと企画された取り組みです。

市内から出店しているのは4つの醸造所で、ビールだけでなく、どぶろくやワインもあります。

福島市のブルワリー「YellowBeerWorks」のイチオシが「Ricelager!」名前の通り、原材料には自家栽培している県のオリジナル米「天のつぶ」を使用しているラガービールです。

「みちのく福島路ビール」の「桃のラガー」は、福島を代表するモモ、あかつきを贅沢に使用しています。フルーティーで、ビールが苦手な人も楽しめる1杯です。

「吾妻山麓醸造所」で作られているのは、福島市産のマスカットベーリーAというぶどうに加え、野イチゴやブルーベリーなども使ったワインです。

さらに、福島市の「おららの酒BAR・醇醸蔵」は、どぶろく「しろわせ」を提供しています。

さらに、フードも充実していて、ボリューミーなハンバーガーに、ジューシーなチキンがのったプレート、さらに、発酵に土湯温泉の温泉熱を使った納豆を使用した納豆巻きも。夜冷えてきたときに食べたい、温かいもつ煮など、お酒に合うメニューがたくさんです。

フードもお酒も大満喫できるこのイベント、9日は午後9時まで、10日は午前11時~午後8時まで行われます。