大分県臼杵市の臼杵川で9日、地元のこども園の園児がアユの稚魚を放流しました。

この取り組みは、臼杵河川漁業協同組合が子どもたちに生き物を大切にする気持ちを育んでもらおうと、アユ漁の解禁を前に実施しています。

9日は小雨が降る中、下南こども園の園児およそ20人が参加して、「大きくなってね」と声を掛けながらアユの稚魚を川に放流していきました。

稚魚は、体長10センチほどで3万5千匹に上り、夏までには20センチほどに成長するということです。

(園児)「楽しかったです」「アユが可愛かった」「大きくなってほしい」「また川に戻ってほしい」「川をきれいにしたいです」

臼杵川水系のアユ漁は、7月1日に解禁されます。