大分県宇佐市で9日、これから出荷のピークを迎えるそうめんの天日干しが行われました。
初夏の乾いた風を受け、穏やかに揺れる乳白色のそうめん。創業100年を超える宇佐市の製麺所では青空のもと、地域の特産品であるそうめんを天日に干す作業が行われました。

8日はスタッフが早朝から作ったおよそ800キロの麺を次々と干していき、日の光に30分ほど当てて乾燥させました。周防灘から吹く潮風と太陽のミネラルが毎年、品質の高い麺を生み出しています。
四井製麺工場 四井孝憲社長「5月に入って天気も良くなり、また暑くなりますので、そうめんの出荷も大変多くなり、製造もピークを迎えます。長洲のそうめんは天日に干すことでそうめんの風味がよくなります」
宇佐市のそうめんは、梅雨明けからお盆にかけて製造のピークを迎え、県内を中心に全国に出荷されます。