山崎キャスター:「山菜シーズンがピークを迎えているということで、きょうは山菜名人に同行します」
飯綱町川上の宿泊施設「上倉荘」。オーナーの上倉得司さんは、この道およそ50年の山菜名人です。
毎年この時期は所有している山で山菜を採り、宿泊客に提供しています。
上倉さん:「この葉っぱが、行者ニンニク」
山崎キャスター:「これですか?見落としてしまいそうです」
上倉さん:「生でちょっとかじってみて」
山崎キャスター:「えっ生で食べられるんですか?ニンニクだー。噛んだ瞬間、じゅわっと鼻のほうまでニンニクの香りが来ますね」

大きく太い行者ニンニクを探して、採っていきます。
山崎キャスター:「いっぱいいっぱい採れました。ニンニクの香り!」
さらに奥に進み、ほかの山菜を探しますが…。
私が苦戦する中、名人が遠くからでもすぐに見つけたのはー。
山崎キャスター:「これ?」
上倉さん:「それワサビ!葉ワサビ、葉っぱを食べるワサビ」
白い花も食べられるといい、おひたしにするのがおすすめだそうです。

さらに移動していくと・・・
上倉さん:「これ、コシアブラだよね」
山崎キャスター:「すごい、遠くからでもわかるんですね。コシアブラ見つけました。おいしそう」
上倉さん:「全部採っちゃうと枯れちゃうから、ぽつんぽつんと採ってまた次探しましょうよ」
来年以降も楽しめるように、採りすぎないことが大切だといいます。
そして!山菜の王様、タラの芽も!およそ2時間かけてたっぷりと採りました。

上倉さんに家で簡単にできる調理方法を教えていただきます。
行者ニンニクは、豚肉と合わせて炒め物に。タラの芽とコシアブラは定番のてんぷら。
料理を始めておよそ30分。4品が完成しました。

今の時期だけ楽しめる山の恵。いろいろな楽しみ方を試してみてはいかがでしょうか。山菜採りの注意点ですが、山に入る際は、クマよけの鈴などをつけることや複数人で行動することが重要です。