日本郵便で配達員の酒気帯びの有無を確認する点呼が不適切だった問題で、国土交通省の北陸信越運輸局は8日午前、上田市の上田郵便局に立ち入り検査に入りました。

8日午前10時ごろ、運輸局の職員数人が上田郵便局に入りました。

運輸局では、郵便局員から聞き取りを行うほか、書類などを調べて、業務の運営状況を確認するとみられます。

この問題で、運輸局が県内の郵便局に立ち入り検査をするのは初めてです。

日本郵便によりますと、点呼業務が不適切だったのは全国およそ3200局の郵便局のうち、およそ75%にあたる2391局で、全国に13ある支社すべてで確認されたとしています。