長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑では、ニホンザルが出産シーズンを迎えています。

赤ちゃんを抱えた母ザルがここにも、ここにも、ここにも!

サルの出産は新緑が芽吹く4月の下旬から6月ごろまで続き、中には妊娠中のサルも…。

お母さんの背中に乗っている子は、先月10日に確認された今年初めて生まれたサル。

生まれたての時期は、お母さんのお腹にしがみついて抱きかかえられていますが、数週間たつと、母親の回りを少しずつ動き始めるといいます。

ロシアから:「すばらしい」

オランダから:「背中に乗っていたサルとてもかわいかった」

こちらはきょう生まれたばかりのサル。まだへその緒がついていて、顔はすこししわがあります。母親も出産したてのため疲れた様子ですが、一生懸命にわが子を守っています。

生まれたてのサルはお母さんになでられこの表情。

外国人観光客も、夢中になって写真を撮っていました。

カリフォルニアから:「私たちはきょうここで子ザルを見られてとても幸運だった」

地獄谷野猿公苑 萩原敏夫社長:「5月、6月くらいが毎日のように赤ちゃん生まれて、生まれたその日に連れてくる、そんなほほえましいサルたちの子育ての様子とかを間近で観察できる季節です。冬と違って陽気もいいのでゆっくり観察してもらえると思うのでぜひおでかけください」

夏には子ザルが母親の周りで遊ぶ姿が見られるということです。