この春、大分県内の高校を卒業した人の就職内定率は99.7%で、過去2番目に高い水準となりました。
大分労働局によりますと、今年3月に県内の高校を卒業し、就職を希望した人の内定率は99.7%で、去年を0.1ポイント上回りました。これは労働局が統計を取り始めた1989年以降、最も高かった2023年に次いで、2番目に高い水準です。
一方、この春、県内の大学や短大などを卒業した人の就職内定率は、過去最高だった去年と同じ96.9%でした。
内定率の高水準の要因について大分労働局は「売り手市場を背景に賃金の引き上げなどの流れが中小企業にも広がり、選択肢が増えている」としています。
また、今後についても企業の人手不足感が続いていることから引き続き高い水準で推移すると分析しています。