曽於市で6日夜、住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

曽於警察署によりますと6日午後10時すぎ、曽於市末吉町深川で、住民から「隣の家が燃えている」と119番通報がありました。

火はおよそ2時間後に鎮火しましたが、この火事で無職、山脇美千代さん(57)の木造平屋の住宅1棟、およそ125平方メートルが全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

山脇さんは妹と2人暮らしで、火事のあと連絡が取れていないということです。

妹は火事に気付いて、逃げて無事でした。

出火当時、妹は自分の部屋で寝ていて、火災報知機の音で目が覚めて逃げたということです。けがはありませんでした。

警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の詳しい状況と出火の原因を調べています。