鹿児島を満喫した人たちのUターンラッシュで、県内の交通機関は朝から多くの人たちで混雑しました。
(記者)「午前10時の鹿児島中央駅です。改札前は帰省客で大変混みあっていますし、寂しい心をくすぐるように、キャリーケースの音が響いています」
6日朝の鹿児島中央駅です。大きなかばんを手に、家族らと別れを惜しむ人の姿が見られました。
(福岡から帰省した学生)「親の実家やいとこに会って、充実したゴールデンウィークを過ごせた」
(静岡から旅行)「(知覧で)武家屋敷を見たし、亡くなった兵隊に手を合わすことができて、旅の目的は達成できた」
(祖母)「水族館や唐船峡に行った」
(大阪から孫)「寂しい」
JR九州によりますと、九州新幹線は5日に続き、上り・下りともに混雑していて、どちらも指定席はほぼ満席だということです。
一方、鹿児島空港もUターンラッシュで混雑していました。出発ロビーは東京や関西方面の出発時間に合わせ、搭乗客や見送りの人たちが別れを惜しんでいました。
(関東から10年ぶりに鹿児島に帰省)「(Q.お土産は?)自分用です。全部」「食べ物も満喫して、そうめん流しも行ってきたので、すごく楽しかった」
(埼玉から)「(埼玉は)『海なし県』だから海を見られて楽しかった」
(単身赴任の夫の見送り)「毎日充実したゴールデンウィークになった」
鹿児島空港ビルディングによりますと、上りと下りを合わせた空の便は、6日再びピークを迎えているということです。
また、ネクスコ西日本によりますと、県内の高速道路は午後6時時点で目立った渋滞は発生していません。