ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻をめぐり、「核兵器を使用する必要はなかったし、その必要がないことを願う」と述べました。

プーチン大統領は4日に放映された国営テレビのインタビューで、ウクライナ侵攻をめぐり、核戦争を引き起こす危険性はあったのかと質問され、「核兵器を使用する必要はなかったし、その必要がないことを願う」と述べ、ロシアには核戦力以外にも「十分な手段と力がある」と強調しました。

また、ロシア国民とウクライナ国民が将来、和解することができるかとの質問には「必ず和解するだろう。時間の問題だ」と主張しました。

一方、自らの後継者について「常に考えている」と明言。「最終的に選ぶのは国民だ」としたうえで、「国民の信頼を得られる複数の人物が出てくることが望ましい」と述べています。