江戸時代の風情が残る大分県杵築市で「きつきお城まつり」が開催され、戦国時代さながらの甲冑を身に着けた武者行列や鉄砲隊の演舞に歓声が上がりました。
ゴールデンウィークにあわせて開かれる「きつきお城まつり」は、今年で38回目を迎えました。おととしからメインイベントは甲冑をつけた武士が酢屋の坂を下る武者行列です。

県の内外から集まった80人が、重さ7キロから15キロの兜や鎧を身に着け、大友軍としておよそ100メートル練り歩きました。
鉄砲隊の演舞では、江戸時代に作られた火縄銃6丁を使用し、計30発が放たれました。城下町に響く轟音に詰めかけた見物客から大きな歓声が上がりました。

(見物客)「大きかった音が怖くて泣いた」「空間が揺れるくらい大きかった」
「きつきお城まつり」は、およそ1万6千人の来場者でにぎわいました。