日本一の津軽三味線奏者を決める大会が青森市で4日行われ、北海道出身の千葉楽斗さんが頂点に立ちました。

津軽三味線日本一決定戦は大会最終日の4日、ジュニアの部と団体の部、そして日本一の部が行われました。

日本一の部には全国から10人が出場し、「曲弾き演奏」と「唄づけ伴奏」の合計点を競います。

このうち「唄づけ伴奏」では演奏直前にくじを引きじょんから節や津軽あいや節など津軽五大民謡の中から一曲を選びプロの民謡歌手の歌に合わせて伴奏を行います。

激戦の末、北海道旭川市の千葉楽斗さんが日本一の栄冠を手にしました。

千葉さんは、慶應義塾大学の学生で津軽三味線の魅力を国内のみならず世界へ発信したいとしています。