3日、明治安田J3で9位の福島ユナイテッドFCは、アウェイで14位のカマタマーレ讃岐と対戦しました。
悲願のJ2昇格へ向けて3試合ぶりの勝利がほしいユナイテッドでしたが、前半7分、コーナーキックのチャンスから在籍10年目、33歳のベテラン樋口寛規が右足で押し込み、先制に成功します。
ユナイテッドはその後、何度も決定機を作りますが、追加点を奪えずにいると、後半14分、讃岐の大野がペナルティエリア内から右足を振り抜き、同点に追いつかれてしまいます。
それでも、勝ち越しを狙うユナイテッドは後半43分、コーナーキックのチャンス。後半途中から出場した柴田徹のボールを、樋口が今度はヘディングでゴール右隅に押し込み、再び勝ち越しに成功します!樋口はこの試合2得点目で、今シーズン7ゴール目です。
最後はカマタマーレ讃岐の猛攻をしのぎ切り、ユナイテッドは苦しみながらも3試合ぶりの勝利を挙げました。順位は、J2昇格プレーオフ圏内の6位に再び浮上しました。首位の栃木シティとは勝ち点6の差となっています。