ポストに入れて“眠っている”グローブを再生 1つの道具で広がっていく可能性 

野球グローブ再生工房「Re-birth」によると、全国に“眠っている”グローブが約500万個もあるといいます。

こういった状況から、2025年3月から「グローブ再生プロジェクト」が始まっています。

東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムにある「グローブポスト」に、使い終わったグローブをいれると、修理され、新品同様になります。道具をなかなか買えないという困っているご家庭などにも、無償で提供してくれるということです。

南波キャスター:
私もグローブを買い換えるときに、アフリカに送るというプロジェクトがありまして、実際に自分の道具を送ったことがあります。

今は、新幹線のアルミの素材をバットにしたり、グローブを作るときに余った革の端材でグローブを作り、それが完売になったりなど、メーカー自体もSDGsについて、さまざまな取り組みを行っているようです。

日比キャスター:
道具が1つあるだけで、自分だけではなく、保護者や友達といった周りの人の可能性も広がっていくと思います。