大分県立高校の推薦入試で特定の部活動の受験生に特別な加点が確認された問題を受けて、入試のあり方を検討する2回目の会議が開かれました。
この会議は学識経験者やスポーツ、文化の関係者など5人で構成され推薦要件や選抜方法などを検討しています。
非公開で行われた2日の会議では他県の先進的事例を参考に「調査書」と、当日実施される「小論文、面接」の評価割合を設けるのか、また対象となる部活動を公表するのか、といった選抜や評価の方法についても議論が交わされました。
(委員の愛媛大学大学院教育学研究科・露口健司教授)「中学生が得意とすることを高校入試の中で積極的に評価し、公立学校としての良さを活かせるような入試の形を模索し提案、提言出来たらと思います」
県教委は委員からの意見を踏まえて方向性をまとめ可能なものについては来年実施する推薦入試に反映させる方針です。