今年は終戦から80年です。
戦争の激戦地となった沖縄での現地取材も交えてシリーズで戦争について考える3回目です。
沖縄県伊江島では、「沖縄戦の縮図」とも言われる住民を巻き込んだ激しい戦闘が行われ、宮崎からも多くの軍人が派遣されました。
当時、伊江島で何が起きたのか、現地を取材しました。
自然豊かな1周22キロの島
(垣内沙耶記者)
「沖縄県の平和祈念公園です。ここには、沖縄戦で亡くなられた国内外すべての人々の名前が刻まれ、戦争の教訓を伝えています」


1945年、沖縄では住民を巻き込んだ激しい地上戦が行われ、20万人余りが犠牲になりました。
沖縄本島南部にある「ひむかいの塔」。
ここには、沖縄戦や南方地域で命を落とした宮崎県出身者、3万人余りがまつられています。


そんな沖縄戦の激戦地の1つが、沖縄本島の西に浮かぶ伊江島。
自然豊かな1周22キロの島には、のどかな風景が広がる一方、戦争の爪痕も色濃く残っています。
