仙台のスーパーでは…

大槻聡記者:
「スーパーのコメ売り場です。入荷したばかりのつや姫やひとめぼれなどでコーナーは充実しています」

仙台市宮城野区の「みやぎ生協幸町店」では、複数の種類のコメが並んでいて、訪れた客が買い求めていました。

2024年は一時、品薄状態となりましたが、政府が備蓄米を放出した4月からは解消傾向にあります。

この店では、価格もピーク時より数百円下がった商品もあるということです。

買い物客:
「(5キロ)4000円台くらいするのかと思って見ていたが、3500~600円で安いかなと」
「(Q:コメがないと困る?)ものすごく困る。毎日炊きますから。今までよりもちょっと高くても自由に買えるようにしてもらいたい」

ただ全国的には依然、コメの価格は高値で推移しています。農林水産省によりますと4月14日から20日に全国のスーパーで販売された5キロあたりの平均価格は、4220円と16週連続で値上がりしていて、備蓄米が放出されてからも下がっていません。2024年の同じ時期の約2倍の価格です。

農水省はすでに3回目の備蓄米の入札を行っていて、今後、夏まで毎月放出していく方針です。

みやぎ生協は「2025年は、夏場から新米の時期まで品薄状態が起きないよう努力していく」と話しています。