海のレジャーがこれから本格化するのを前に、鹿児島海上保安部が錦江湾をパトロールしました。
「ただ今より海上安全警防活動に出動いたします」
鹿児島海上保安部による海上パトロールは鹿児島市鴨池の沖合いで行われ、鹿児島海上保安部の職員や、民間ボランティアの海上安全指導員らが参加しました。
鹿児島海保管内では去年、18件の船舶事故が発生し、その多くがエンジンの故障やバッテリーの充電不足など、事前の点検で防げるトラブルでした。
このため、パトロールでは、プレジャーボートで釣りなどを楽しむ人たちに、出港前の点検を呼びかけるチラシを配布し、救命胴衣の着用も呼びかけました。
(鹿児島海上保安部 本多一成交通課長)「気候も良くなってマリンスポーツのシーズンを迎えますので、我々も機会あるごとに指導・啓発活動を行っていきたい」
鹿児島海上保安部は、今月5日に、霧島市や垂水市の海水浴場などでもパトロールする予定です。