5月5日の子どもの日を前に、長崎県五島市富江町の小さな集落で今年も150匹のこいのぼりが空を泳いでいます。

作業する住民「あらよー。手がねぇ、言うこと聞きません」

平均年齢84歳、13世帯16人が暮らす五島市富江町の琴石地区。



静かな集落で今年も150匹のこいのぼりが青空を泳いでいます。

この地区では季節の行事を通して集落に足を運んでもらおうと14年前からこいのぼりをあげています。高齢化で去年が最後となる予定でしたが引き継ぐ住民が現れ、ことしもこの風景が見られました。


住民「1年に1回のお楽しみ」

住民「嬉しいですよ。どこに行っても『琴石』って言ったら『こいのぼりね』って言われるぐらいやから、もう何より。良かったです、ことしもあげてもらえて」

琴石地区では今月10日頃までこいのぼりをあげるということです。