広島県呉市で2日未明、「いかり」のオブジェで建物のガラス扉を壊したとして、海上自衛官の男(28)が逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、海上自衛隊呉基地に所属する自衛官の男(28)です。

警察によりますと、男は2日午前4時すぎ、呉市中通の歩道上で、建物のガラス扉に「いかり」のオブジェを打ち付け、壊した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男は「ガラス扉を壊してはいません」と容疑を否認しています。

オブジェは金属製で、船の係留に使われる「いかり」をモチーフにしたものでした。当時、建物の前に置かれていたということです。

目撃者からの110番で事件が発覚。駆けつけた警察官が男を発見し現行犯逮捕しました。男は酒に酔っている状態だったということです。

警察は、事件のいきさつを調べています。