職場の部下に対して高圧的に叱責するパワーハラスメントを行ったほか、市議会議員に対して暴言や暴行を加えたとして、長崎県対馬市の職員が減給の懲戒処分を受けました。

処分を受けたのは、長崎県対馬市の男性部長(50代)です。

対馬市によりますと、男性部長は去年春頃、職場の部下に対して意見の食い違いから「お前、頭悪いな」と叱責するパワハラを行ったということです。

また、去年冬には、市の幹部職員と市議会議員との懇親会後に別の店で偶然居合わせた市議に対し、議員活動に対する暴言を吐いたほか頭や顔を複数回殴る暴行を加えたということです。

市の聞き取りに対し、男性部長はパワハラ行為を認め「少し感情的になってしまった」と話しているということです。一方、市議への暴言・暴行については、当時酒に酔っていて「覚えていない」と話しているということです。

対馬市は4月28日付で男性部長を減給10分の1(4か月)の懲戒処分としました。