村松さんが「動く造形」を生み出したのは東京藝術大の学生の時。

卒業後も山梨大学などで教鞭をとりながら作品を作り続けてきました。人が乗ることができる巨大なものも完成させています。

そして村松さんは今、作品を通じて数学や工学それに科学などを総合的に学ぶ重要性を感じています。

山梨学習センター 村松俊夫所長:
「サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティックもアートを通してもう一度統合する、全体をまとめていく、そういう視点が重要になってきているのでは」

1つの教科に特化せず総合的に学ぶ教育はそれぞれの教科の頭文字をとって『STEAMS教育』といわれ、国の内外でここ数年推進されている学びの形です。