広島県庄原市と神石高原町にまたがる国の名勝・帝釈峡で「湖水開き」が行われました。帝釈峡では5月中旬まで新緑を楽しむことができ、遊覧船は、紅葉のシーズンもはさんで来年1月上旬まで運航する予定です。
帝釈峡にある神龍湖の湖畔の観光施設で、関係者などおよそ20人が観光シーズンの安全を祈願しました。
神事が終わると、神龍湖に龍を飾り付けた長さおよそ15メートルの遊覧船が登場。煙を上げながら400個の風船を飛ばしました。
神龍湖では先月20日から遊覧船が運航していて、乗船した人たちは湖上からしか味わえない景色を満喫していました。
帝釈峡では5月中旬まで新緑を楽しめるということです。
乗船客
「すごく気持ちよかったです。ふだん自然に接することがないので、いい機会になりました」
帝釈峡観光協会 岡崎克治事務局長
「新緑の葉っぱだけではなくて、色んな野草もこの時期たくさん咲くので、ぜひ少し散策して、花を見つけたりしながら、見ていただきたい」
遊覧船は、紅葉のシーズンもはさんで来年1月上旬まで運航する予定です。