「温かい家庭が作りたい」 妻の後押しで再び東京へ

織田一志さん
「人生に寄り添ってくれる人ができました。うちの家内と結婚できて、子どもも産んでいただいて、自分の今までの寂しい思いがあるので、ちゃんとした温かい家庭が作りたいなと思いました」

その後、父親が亡くなり、妻の後押しもあり、再び東京で挑戦することになる。
織田一志さん
「うちの家内が何の気なしに『あなたがそう思うなら東京へ行きましょう』と。『どんな所でも私はついて行くし、あなたのやりたいことを思い切りやればいいよ』っていう言葉で、迷いなく人生の後半はチャレンジしようと思いました」

料理の腕はもちろん、積み重ねた接客のスキルや理解のある家族。

東京での再チャレンジは、いろんな人との出会いで、麻布十番という場所での開業につながる。