事故はなぜ起きたのでしょうか。29日、島根県安来市で発生した航空機の不時着事故。幸いにも乗っていた2人の男性の命に別条はありませんでしたが、国は「重大インシデント」から、より深刻度が上の「事故」に切り替え、航空事故調査官2人が現場に入りました。

土江諒 記者
「操縦席のあたりが剥き出しになっていて、扉など部品が散乱しています。こちらのスチール製の防護柵もかなり曲がっています」

中海に落ちた航空機はまだ引き上げられていません。

機体の右前方は大破しエンジン部分は剥き出しに。周囲には機体のエンジンカバーや扉などが散乱していて、衝撃の強さが伺えます。