長崎県松浦市の郵便局で局長を務めていた男性が局内の資金1千万円を横領していたことが発覚し、日本郵便は男性を懲戒解雇処分としました。

日本郵便・九州支社 平山泰豊支社長:
「多大なるご迷惑とご心配をおかけすることになり深くお詫び申し上げます」

処分を受けたのは、長崎県松浦市の調川郵便局でおよそ14年間局長を務めていた50代の男性です。

日本郵便九州支社によりますと、男性はことし2月~3月にかけて郵便局内の金庫などに保管していた現金を複数回にわたり横領、被害額は合わせて1千万円にのぼるということです。

調川郵便局には男性を含め2人が勤務していて、規則では一定額以上の現金を金庫などから持ち出す場合はもう1人が立ち合う必要がありますが、男性は勤務時間中にもう1人の目を盗んで金を横領したということです。

先月の内部調査で男性の横領が発覚。日本郵便は警察に相談するとともに男性を28日付けで懲戒解雇処分としました。

社内の調査に対し、男性は「ギャンブルをやりたかった」と話しているということです。