備蓄米を放出しても、コメの値上がりはまだ続いています。コメ不足で輸入米に頼らざるを得ない中で今、新米の田植えシーズンを迎えています。農家はどんな状況なのでしょうか。

安城市の農家、稲垣巨樹さん。65ヘクタールの農地の半分で稲作を行っています。

(農家 稲垣巨樹さん)「(Q:田植えのシーズンですが、今田んぼどんな状況?)3月中・下旬にじかまきした所がちょうど芽が出てきた状態」

このまま順調にいけば8月下旬から収穫できそうだといいますが、心配事が…

(農家 稲垣巨樹さん)「(Q:ちゃんと育ってくれないと困る?)そうですね。ことしも暑いといわれているので、どう乗り切ろうかと。ことしは少しでも多く、一粒でも多く収穫してやろうと」

値上がりが続いている国内のコメ価格を横目に海外からの輸入米は増加。農水省によると今年2月の民間企業によるコメの輸入量は523トンで、前の年度全体での輸入量368トンを1か月で上回りました。

こうした事態に稲垣さんは…